年末で用事が多く、また、見るものも少なくなってきたこともあり、里山行きの機会が減ったが、今日は、毎年恒例の自然観察仲間との写真展の準備があり、そのついでに短時間だが観察をしてきた。
と言っても見るべきものはあまりなかったが、その中で、目をつけていたコバノカモメヅルの実が割れて、中から白い羽毛をつけた種子が顔を覗かせていた。幾つかの種子はもう既に風に乗ってどこかに飛んで行ったのかも知れない。
コバノカモメヅルの実
傍らには小さな毛玉を沢山付けた枯れ草が目に付く。ノコンギクの実のようだ。
ノコンギクの実
また、アザミの花が枯れた造形が面白いので撮影してみた。よく見ると種子から八方に羽が伸びており、風に乗って今にも飛ぼうとしているようだ。
トネアザミ?の実
という訳で、今日は、種子三態という感じで観察は終了した。