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今回は観察日誌ではないが、ちょっと用事があって東北方面に出掛けたので、そのことを記録しておくことにした。 7月18日 このところ大変暑い日が続いたが、台風が南岸から西日本に近付いたこの日は湿度も加わって蒸し暑い朝となった。翌日の19日には仙台に出張することなったが、その前に福島県伊達市に住んでいる大学時代の友人に再会することにした。この友人は大学時代にクラシックギタークラブの演奏会で二重奏を組んだ相手だ。彼は卒業後、家業を継いで故郷の福島県伊達市梁川町(当時は伊達郡梁川町)でずっと暮らしている。年賀状のやり取りは欠かさずにしていたが、東日本大震災の見舞いを送ったことから電話を貰い、是非会おうということになった。卒業以来実に36年ぶりだ。 午後1時過ぎの東京発の東北新幹線で福島まで行き、阿武隈急行に乗り換えた。梁川希望の森公園という駅に迎えに来てくれることになっている。 阿武隈急行(福島駅にて) 沿線には屋根が壊れた家が目に付く。特に瓦屋根の家は被害が大きく、甍が崩れている家が多い。東日本大震災から4ヶ月以上経っても復興は進んでいないのだ。周囲の山野は緑濃く川の流れは清らかに見える。しかし、「国敗れて山河あり」と行かないのだ。この辺りの放射線レベルは高く、原発事故の影響が重く影を落としている。原発のずさんな計画と管理が自然も人の心も深く傷付けている。 こんなことを思いながらローカル線に揺られること40分程で「梁川希望の森公園」に到着した。運転手に切符を渡して降りると改札口に36年を経た彼とその奥さんが出迎えてくれていた。 今日は彼と2人で近所の宿に泊ることになっている。そこまで奥さんの運転で送ってくれるとのこと。彼と僕は後ろの席に座った。出発すると彼はすぐにクーラーバッグからビールのロング缶を出して僕に勧めた。学生時代からビールが大好きな彼だったが変っていないようだ。僕は遠慮したが、彼はおいしそうに飲んだ。宿に向かう道すがら霊山に回り道した。麓の駐車場から眺める姿は岩壁を配した堂々たる風格だ。東北線の車窓からもその特徴ある姿ははっきりと認識できる。 霊山 パンフレットによれば、霊山は9世紀の開山とのことで、南北朝時代にも歴史に登場する史跡だそうだ。歴史ある修験場だったそうだが、今は何も残っていない。往時の立派な伽藍を示す説明図が掲げてあった。 往時の霊山の様子 宿に到着し、彼と2人で風呂に入り食事をした後は、楽しい語らいに花が咲き、また、彼のギター演奏に耳を傾けながら夜は更け、時間が経つのを忘れた。 7月19日 朝食後、彼の奥さん運転の車で福島駅まで送ってもらい、再会を約束し、仙台の事業所に向かった。最寄の駅まで電車で1時間強の旅だ。この沿線でも屋根の痛んだ家々が目立つ。最寄の駅に到着して駅前のビオトープにちょっと寄り道。このビオトープは駅前にある工場が造ったものだ。池の周囲に季節の花が咲き、池にはハスやスイレンが育っている。丁度ハスの花の時期らしく幾つかの花が咲いていた。 ハスの花 夕方は、僕の定年のお祝いということで仙台駅近くの居酒屋で送別会を催して頂き、8時半過ぎの新幹線で夜遅く帰宅した。定年を迎えるに当って多くの方々から気に掛けて頂き、本当にありがたいと思うこの頃である。
by yk837
| 2011-07-24 11:24
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