ここ数日は5月とは思えないようなひんやりした日が続いている。今朝の気温は8℃台まで下がって寒いくらいだった。昔から「八十八夜の別れ霜」と言うくらいだから5月に入って寒い日があるのは珍しいことではないのだろうが・・・。
さて、いつもの里山に行くと、植栽されたハナショウブが咲き誇っているのが遠めにもわかる。
木々の葉はすっかり厚くなり雑木林のボリュームが増している。
今日の最初の目的にしていたハンショウヅルの場所に行くと、観察仲間のHさんが撮影中だった。ハンショウヅルは一輪が咲いていたが、残念ながら一部が虫に食われてしまっていたので、虫に食われていない側から写真を撮った。
エビネもまだまだ健在だ。
尾根を越えて反対側の谷戸に降りて行くと、白い花を一面に付けている木がある。虫が沢山来ている。ムシカリだと思う。← ヤブデマリに訂正します。
ヒメジョオンの花には色々な蝶が来ていたが、アオスジアゲハが一際目立つ。
林の中に入ると、オカタツナミソウが咲き始めていた。
その周りをコジャノメが飛び交っている。
見上げるとホオノキの大きな葉が陽に透けて美しい。
帰り際に、観察仲間のSさんにお会いした。Sさんはブログに素敵な花や虫の写真を沢山載せているが、それらの情報を教えて頂けるとのことでこれから楽しみだ。