今日は朝から雲ひとつない快晴で太陽が眩しい。こんな日は写真が撮りにくいが、そろそろハンショウヅルの花が見頃なのではないかと思って出掛けることにした。
以前にもハンショウヅルを見た場所に来てみると、なかなか立派な株を見つけた。花の数もまあまあ多い方だ。
近寄るとこんな感じ。何とも渋い色合いと独特の形で味わい深い。
ヒメジョオンにはアオスジアゲハが来ていた。翅をせわしなく動かして花から花へ飛び回って吸蜜している。しばし追い回して撮影させてもらった。春型はブルーの帯が幅広で美しい。
谷戸ではヤブデマリが満開となっていた。
花には色々な昆虫が来ていたが、小さなカミキリムシがせわしなく歩き回っているのが目立つ。別の個体を見付けるとすぐに飛び掛って追い払う。これはクロトラカミキリらしい。
近くの草の葉には小さい割に触角の立派なヒゲナガガの1種が止まっていた。触角は下半分は黒で途中から先端までは白く大層凝っている。体は金粉をまぶしたような金属光沢があって美しい。帰宅して調べたところ、ホソオビヒゲナガという種類らしい。
撮影にはあまり適していない気象条件だったが、日陰で撮影するものが多かったので余り困ることはなかった。
(オマケ)
先週撮影したホオノキの大木。