毎週土曜は近所に住む高齢の両親の買物と掃除をすることにしているので、自然観察はほぼ日曜に限られるが、先週と先々週は日曜の天気が悪かったために出掛けられなかった。今週の日曜は別の用事があって里山には出られない。アカシジミの発生も気になるので、今朝は少し早起きして買物前に里山に出掛けてみることにした。
里山に到着すると、田圃にはたっぷりと水が張られていて田植えの準備が整っている。
田植え前の田圃
林の周辺ではハコネウツギが花盛りだ。
ハコネウツギ
谷戸は朝露が降りて水玉の造形が美しい。
水玉
金色に光る虫はジンガサハムシ。まるでコンタクトレンズのような透明な殻を背負っていて、いつ見ても面白い造形だ。
ジンガサハムシ
沢山の線香花火をぶら下げたような木を見つけたので撮影して家に帰って調べると、ヤマウコギ(雄花)のようだ。
ヤマウコギ
林の下にはこの季節のお約束のオカタツナミソウが美しく咲き出した。
オカタツナミソウ
今日、唯一の蝶の写真となったヒメキマダラセセリ。ノアザミの花で吸蜜に余念がなかった。
ヒメキマダラセセリ(♀)
コムギもすっかり実って麦秋の季節だ。
コムギ
今日はアカシジミの飛翔シーンは目撃できたものの撮影はできずに残念だった。来週はチャンスに恵まれればよいが。