2010年7月19日
クロムヨウランの蕾を観察した翌日、咲いていることを期待しつつ現地に着いてみると、既にHさんが斜面にしゃがみこんで撮影に没頭していた。見れば、あちこちの株で花が咲いている。小さくて一見地味な花だが、ベージュの花弁に薄紫の芯がとても上品で渋い美しさが魅力的だ。二人とも多くの枚数を撮影して満足した後で楽しいおしゃべりをして至福の時間を過ごした。今回はまずその写真を載せることにした。
クロムヨウランの花 三態
2010年7月28日
さあ今週はクロムヨウランがもっと咲いているだろうと期待して7月25日に現地に行ってみると、驚いたことに全て枯れてしまっており我が目を疑った。理由はわからないが、このところ続いた異常な高温と雨の少なさが影響したのかもしれない。まあ、また来年に期待しようということで、今日は気を取り直して散策を始めた。大変な暑さなので日陰の道だけにした。
まずは、ヤマユリ。暑さのせいで花がどんどん咲いて終盤にさしかかっているが、それでもまだ頑張っている株がある。
ヤマユリ
道端にはオニドコロの小さな花が沢山見られる。接写するとなかなかの美しさだ。
オニドコロ
茂みの中ではシオデが咲いている。これは雌花だ。
シオデ
背丈の低いミズタマソウも頑張っている。
ミズタマソウ
まだまだ暑さが続くが時間を見つけて観察をしよう。