これまで季節を先取りするような陽気が続いていたが、先週末からは気温がぐっと下がった。今日は遅ればせながら五月晴れを思わせる爽やかな晴天となった。水が張られた里山の田圃は田植えがすっかり終わって青い空と白い雲を映している。
ウラゴマダラシジミやオオミドリシジミを目的に来たものの成果はさっぱり。オオチャバネセセリのオスとメスがノアザミで揃って吸蜜している。
別の谷戸に移動したら、久し振りにHさんに会い一緒に観察をする。一月前に花を楽しんだハンショウヅルはすっかり実になっている。
ヤマアジサイが大きく成長して花の盛りを迎えている。
そのすぐ傍に赤い実を見事に付けているのはオニシバリ。実を観察するのは初めてだ。
これはHさんに教えて頂いたコナスビ。クローズアップするとなかなか味わいがある。
その後、Nさんとも久し振りに会って立ち話をしていたら、突然名前を呼ばれて、「誰だかわかりますか」と聞かれた。一生懸命顔を見たが、ヒゲ面にサングラスで誰だかわからない。サングラスを外したら、以前勤めていた会社で一緒だったAさんだった。4年ぶりくらいだろうか。とても懐かしく、しばし話に花が咲いた。