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先週末の予報が急に変わって午後には雨が降り出すというので、午前中が勝負だ。まず、保護されているウマノスズクサの花がそろそろ開いたのではないかと思って来てみると、案の定、面白い形の花がポツポツと咲いている。これまで花をちゃんと観察したことはなかったので、じっくりと撮影した。馬の鈴というよりはラッパのような形だ。 ウマノスズクサ ![]() 次に谷戸の奥の田圃に来てみると、畦にはノカンゾウやウツボグサといったこの時期の定番の花々が美しく咲いていた。 ノカンゾウ ![]() ウツボグサ ![]() ふと畦の横の斜面を見ると見慣れない蝶が朝露の降りた草にしがみついている。何とオオムラサキだ。ただ、この辺りのオオムラサキにしては翅裏が妙に白っぽく、図鑑で見た西日本型の色調だ。ことによると誰かが飼育して放したものかも知れない。翅も痛んでいる。 オオムラサキ ![]() 谷戸の入口まで戻ると大きな黒っぽい蝶が飛び出して枯れ草の上に止まった。ジャノメチョウだ。夏の高原ではうるさいほど見る蝶だが、この辺りでは珍しいので、何だか頑張っているなという感じで大事に写真を撮らせてもらった。 ジャノメチョウ ![]() いつもの斜面の草原で撮影していたら観察仲間のKさんから声を掛けられた。Kさんと会ったのは久しぶりだ。いっしょに観察することになった。まずは、オオチャバネセセリ。図鑑で展翅された写真はイチモンジセセリとそっくりだが、実際の様子は随分違っておっとりとした雰囲気をもっていて好きな蝶の一つだ。 オオチャバネセセリ ![]() 近くの草に何かがしがみついている。見ると太ったカエルだ。目を半開きにしてじっとしたままだ。寝ているのだろうか。つるっとした緑一色のシュレーゲルアオガエルだ。 シュレーゲルアオガエル ![]() 田圃の脇の小さな池にはスイレンがひっそりと咲いていた。イトトンボが飛び出して木の葉に止まった。オオアオイトトンボのようだ。でも何故か色が薄いようだ。もう一匹いたがやはり同じような色調だった。 オオアオイトトンボ ![]() 斜面にはシオデの花が盛りだった。小さな花が多数集まって丸い花穂を形成している。 シオデ ![]() 丁度正午になったところで雨が降り出し、今日の観察は終了となった。今日はメスグロヒョウモンの観察が目的の一つだったが、日照が無くて一頭も見られなかった。でも様々な観察ができてとても楽しかった。 ■
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by yk837
| 2009-06-29 15:41
6月13日 高曇り ミドリシジミの最盛期を迎えた。ミドリシジミの開翅シーンを撮影するには早朝に下草に降りた個体を写すのがよい。遅い時間になっても栗の花に止まっているようなシーンは撮影できるが、そういう時はまず開翅しない。今日は実家の両親の買物や掃除をする日なので8時半までには帰宅しなければならないが、少ないチャンスなので早起きして出掛けた。 現地に到着してしばらくすると、下草の上に止まっているミドリシジミに気が付いた。驚かさないように離れた場所で待つこと20分ほど、ゆっくりと翅を開き始めた。まだ新鮮なオスだ。草むらの中で近寄るのは無理と判断し、300mm望遠で撮影した。 ミドリシジミ♂ ![]() 別の場所を少し見てから元の場所に戻ってみると、別のミドリシジミが止まっていた。今度は待つこと少しで開翅してくれたが、これが驚くことにメスのAB型だ。AB型は写真のようにオレンジ色と青色の両方の紋を持つ個体のことで大変美しい。これはマクロレンズで慎重に撮影した。以前この場所で撮影したAB型に比べると紋が少し小さく、惜しいことに尾状突起が片方欠けているが、何せAB型なのだから贅沢は言えない。 ミドリシジミ♀ AB型 ![]() ミドリシジミの写真を撮っていたら近くのノイバラに虎模様のカミキリムシが多数集まっているのに気が付いた。撮影して帰宅してから調べるとヨツスジハナカミキリという種類のようだ。 ヨツスジハナカミキリ ![]() 次に、カラムシの群落でラミーカミキリを撮影することにした。気温が上がってきたので、数匹のラミーカミキリが上の方に出てきている。ただし、注意深く寄らないと、すぐに死んだふりをして自分で落下してしまう。しばらく撮影していると、メスを発見して固まっているオスを見つけた。メスの方を見ながら時々小刻みに体を振るわせている。その仕草がシオマネキのようで何とも言えずかわいい。 ラミーカミキリ (左がオス) ![]() 6月14日 高曇り 今日も昨日に引き続き早朝に出動。我ながら熱心だなと思う。現地に着いてしばらくすると、友人のSさんやMさんご夫妻も見えて賑やかになった。今日は比較的多くの個体が頻繁に下草に降りてくるものの、蝶もいまひとつ落ち着かず撮影チャンスに繋がらない。やっとメスの開翅シーンを撮影した。B型の美しい個体だが背景がイマイチだ。 ミドリシジミ♀ B型 ![]() それではと、少し離れた場所に移動してみると、メスが下草の上に降りているのに気付いた。おお、これはミドリシジミのA型のメスだ。ちょっと紋の色が薄いけど、と思いながらも慎重に撮影した。A型だけまともな写真がなかったので嬉しかったが、帰宅して撮った写真を見ているうちに、後翅の下端部に銀色の細い線があるのに気付いた。やや、これはオオミドリシジミではないか。でも、オオミドリジミのメスもそれほどよい写真がなかったので、よかったことには変わりないが。 オオミドリシジミ♀ ![]() 植栽されたガクアジサイの花にはアゲハモドキが来ていた。ちょっと絵になる。 アゲハモドキ ![]() 別の場所に移動してオオミドリシジミを期待したが、今日は日照も弱く全く見かけない。柳の下にそう簡単には二匹目のドジョウは来てくれない。諦めてオオチャバネセセリでもいないかなと歩いていると、再びMさんご夫妻にお会いしてツチアケビの場所を教えて頂いたので、早速、その場所に向った。ツチアケビは初めて見たが実に不思議な印象だ。何やら蝋細工を思わせるような不思議な質感と色で、地面から花穂だけがいきなりそそり立っているのが異様だ。 ツチアケビ ![]() 道端にはタケニグサも咲いて真夏も近い。 タケニグサ ![]() この二日間は随分色々なものを観察できて楽しかった。 ■
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by yk837
| 2009-06-14 22:15
昨日の天気予報では一日中雨のはずだったが、昼過ぎには雨が上がり薄日が差してきたので、ミドリシジミが見られることを期待して出動した。現地に着いてみると一匹の大きな黄色と黒のだんだら模様のトンボが草に止まっている。オニヤンマかなと思ったがオニヤンマほどは大きくなく頭が妙に小さい。そっと近付いて見ると何やら白い物を持っている。1カット撮影したら、急に白い物を放して飛び立ち、近くにいたスジグロシロチョウに襲いかかった。スジグロシロチョウはからくも逃れトンボは飛び去った。トンボが持っていた白い物を確認するとスジグロシロチョウの翅だった。どうやら好物とみえる。このトンボは帰って調べたところ、コオニヤンマらしい。コオニヤンマといってもヤンマの仲間ではなくサナエトンボ科に属し大きさは最大とのこと。 コオニヤンマ ![]() 栗の花は盛りとなり雨上がりで湿気の高い空気に青臭ささでむせるようだ。この臭いが昆虫は大好きらしく、様々な虫が千客万来のようだ。目当てのミドリシジミ、アカシジミ、オオミドリシジミが吸蜜に夢中だ。 ミドリシジミ ![]() アカシジミ ![]() オオミドリシジミ ![]() その後、植物の先生のHさんから教えて頂いたアカショウマを見に場所を移動した。アカショウマはかなりの本数が生えていたが他の草と混生しているので写真を撮るのはなかなか難しい。それに薮蚊が凄い勢いで襲ってくるので、そこそこに退散した。退散する際にヤマアジサイと思しきものも撮影した。 アカショウマ ![]() ヤマアジサイ ![]() 日曜(6/7)は朝から快晴だ。早起きしてミドリシジミを目当てに今日も出動した。しばらくすると友人のSさんとAさんも同じ目的でやってきたが、条件が悪いのか1頭も現れない。8時近くまでねばったが結局諦めて、オオミドリシジミを目当てに場所を移した。オオミドリシジミは条件がよかったと見えて多くの個体を観察することができた。 オオミドリシジミ ![]() 帰り際に日陰の笹の葉に浴衣地のような模様の素敵なガが止まっていたので撮影した。ガは撮影すると帰ってから種類を同定するのにいつも苦労する。このガもシャクガの仲間らしいことはわかっていたのだが、かなり時間をかけて調べた結果、やっと「ウンモンオオシロヒメシャク」らしいということがわかった。 ウンモンオオシロヒメシャク ![]() 昨日、今日と、ミドリシジミは思ったように見ることができなかったが、その代わりオオミドリシジミが健在であることがわかったのでとてもよかった。 ■
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by yk837
| 2009-06-07 21:04
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