しばらく穏やかな日が続いているが、里山は秋から初冬に向かって装いを変化させている。最近の3回分の観察の結果をまとめて載せることにする。
11月14日 快晴
マンサクの葉が黄色く色付いて美しい。
マンサク
ナンキンハゼの紅葉が目を惹く。実が割れて中から白い種が顔を出している。
ナンキンハゼ
テレビ番組で、ツリフネソウの実を手で押さえると弾けて中から種が飛び出すとのことだったので実験してみた。なるほど実を押すと種を弾き飛ばして鞘は螺旋状に丸まった。
ツリフネソウ
11月17日 快晴
カナムグラに覆われた斜面があった。花が一面に咲いていて少し触れただけで花粉が盛んに飛ぶ。その中に紫色の実を見つけた。形がホップの実に似ている。
カナムグラ
11月21日 曇り
里山は徐々に初冬の雰囲気が濃くなってきた。
イイギリの実が真っ赤に色付き葉は黄色く色付いてきている。
イイギリ
タラヨウの実もすっかり色付いた。
タラヨウ
ツルグミは花から実の季節になった。
ツルグミ
マユミは種を落として鞘だけになったが練りきりのように美しい。
マユミ
ススキに巻き付いたツルマメの鞘は弾けて種は落ちてしまっている。
ツルマメ
マルバハギの実が面白い形だ。
マルバハギ
おまけ
11月19日に月食を観察できた。夕暮れ時は少し雲が多く夕焼けはきれだったが東の空は雲が多く月食をみられるかどうか心配だった。
我家の窓から見た夕焼け
月は断続的に雲に隠れながら昇ったが、月が一番欠けた時間帯にはきれいな赤い月食を見ることができた。